起案の背景と思い
「PMY」は「Potential Meets You.(可能性に会いに行こう)」の頭文字です。この言葉の原点は、東京2020パラリンピック競技大会に向けて、JTB内で立ち上げたプロジェクトにあります。企業と学校が連携し、アスリートとの交流イベントなどを通じて、中高生たちが「自分自身の可能性に気づく機会」を創出してきました。
今回のPMYアカデミーにも、その理念を引き継ぎたいという思いから、この名称を採用。地域、場所、時間を問わず企業活動にアクセスできるメタバース空間上で「新しい可能性に気づく機会」を、より多くの生徒たちに届けていきたいと考え起案しました。
PMYデモ画面
関係者コメント※当時所属
一般社団法人つくるとつなぐのまなび 理事
難波俊樹氏
東京女子学園中学・高等学校教員、出版社勤務を経て、東京富士大学経営学部の准教授を務める。「日本アクティブ・ラーニング学会」理事「一般社団法人つくるとつなぐのまなび」理事
地域格差に加え、「職業の選択肢のせまさ」には以前から課題を感じていました。例えば中学の職業体験では、「学校から半径1キロ圏内」など、近隣企業だけに依存してしまう傾向があります。そうなると、学生が接点を持てる企業や職業の幅はせまくなってしまい、その後の進路に十分に生かすことができません。
さらに高校になると、「大学選び」が中心になってしまうため、「その先にある社会」にまで目を向けられていないように感じています。
実際、親や親戚にインタビューするだけで、探究学習が終わってしまう学校も多いようです。PMYアカデミーで多様な仕事に触れられる環境をつくり、生徒たちが幅広い選択肢が持つことができたら、より良いキャリア教育につながるのではないでしょうか。
一般社団法人キャリアアクシス研究所 代表理事
小林等氏
一般社団法人キャリアアクシス研究所の代表理事、玉川大学観光学部准教授、地域密着型スポーツクラブ「ラビッツクラブ湘南二宮」代表
PMYアカデミーをトライアルで実施してもらった高校の生徒からは、「今まで体験したことのない感覚だった」「冒険しているようなワクワク感があった」「メタバースの世界観が面白かった」などのポジティブな声が届いています。
他にも、「視野を広げ、将来のことについて学べるきっかけになった」という声も。ゲーム感覚で楽しく学んでもらい、将来への気づきにつなげていってほしいですね。
今後どのようにしていきたいか
どこにいても社会にアクセスできる日本最大の交流プラットフォームに
事業の継続こそ、サステナビリティの本質
事業開発として3年目を迎え、現在は外部投資に頼らず、売上の中で運営を回すフェーズにあります。ボランティアではなく、収益を確保しながら事業を継続すること自体が、持続可能性を支える重要な要素です。もし短期間で終われば、再び在庫が残り、本来の目的である社会的価値の循環は止まってしまいます。だからこそ、事業を続けることそのものが、真のサステナビリティにつながると考えています。
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